2019年4月23日火曜日

新たな気づき

二つの事例のうち、わが家のエピソードを一つ取り上げてくださり、参加者のみなさんと考えることができました。
その時の思いを、例会の最後にうまく言えなかったのですが、今湧き上がっている思いを文にできればと思います。

パセージ初心者の私なのに、偉そうにもパセージを学んでいない家族の対応にイライラしていました。
しかし、ロールプレイングをしながら、その対応の中に私には見えていなかった適切な側面がたくさんあるということに気づかせていただきました。

そこで思ったのは、今回のエピソードに限らず、本来は誰も好き好んでその場を掻き乱そうなんて考えないし、周囲と仲良く、平和に過ごしたいと思っているということです。
それなのに、私が負の注目ばかりしていたせいで、悪循環に陥っていることがこれまでたくさんあったんだ、と気づきました。
問題を取り除こうと思って、良かれと思ってすることも、そもそも負の注目をしているからだと。

不適切だと思う行動にも、よい側面はたくさんある。
それに私が注目し、信頼することで「私は能力がある」「人々は仲間だ」につながるのではないだろうか。
いろいろとややこしいこともあったけど、今日1日家族のみんなは元気に過ごしてくれたではないか。
そう思うと、泣きたくなるほど家族のみんなが愛おしく思えてきました。

この感情を定着させるために、例会での学びを積み重ねて、自分の中に染み込ませていきたいと思いました。
それも今回二つの事例を深く考えることができたからこそだと思います。
ありがとうございました。