アドラーの勉強会では、悩みの元となる具体的な状況、
その時のセリフなどを書き出して再現してみます。
自分がいつも子供にしている対応を、
ロールプレイによって自分が子供役を演じることで、
感じること、見えてくるものがあります。
自分では、子供の気持ちに共感して寄り添っているつもりなのに
いざ自分が体験すると、あれ?っという風になります。
これは自分一人、頭の中だけでは体験できないことです。
今回、娘さんとのやりとりで毎朝悩んでらっしゃる方の
ロールプレイをしました。
大人の〇〇してみよっか!という何気ない提案。
それがもしかしたら娘さんには恐怖に
感じているかもしれないこと。
よかれと思ってのことが逆効果になっているかもしれない。
育児の難しさをまた感じました。
お母さんも娘さんも一生懸命頑張っておられるのに、
頑張る方向が違うとお互いしんどくなります。
親子だけならなんとかなりそうですが、
そこに出てくる世間体が絡むとまたややこしくなります。
何回か代替案をロールプレイして、世間体を大事にしたら
親子間は微妙な感じになりました。
その時、大胆な案を提案してくださった方がいて、
えー!ってみんな戸惑いながらロールプレイしてみると
なんとしっくりくるではありませんか。
親子2人の世界に入ってみる。
でも周り(世間体)は意外に普通なのです。
勉強会では色んな方の意見を聞けて、ロールプレイで
試しにやってみる。
そこで新しい方法が見つかってしっくりきたとき
目の前の霧が晴れたかのような清々しい気持ちになりました。
おしるこちゃん、今回もありがとうございました!
アドラー心理学にもとづく育児のお勉強会です。 育児プログラムPassage(パセージ)のテキストを中心に、実際にあったエピソードを元にして学びます。 このブログは月に一度の例会の様子を、参加者の方たちの投稿を中心にご紹介していきます。 ホームページはこちら https://adlerikuji.org/kawanishi/
2019年6月23日日曜日
2019年6月17日月曜日
何度でも子育ての目標に立ち返ろう
パセージで一番最初に確認する子育ての目標は「行動面の目標」と「心理面の目標」に
分けられています。
例会でも折に触れて目標を確認しますが、今回読み返して、そもそも心理面の目標が
達成されて初めて行動面の目標に向かえることを改めて確認しました。
分けられています。
例会でも折に触れて目標を確認しますが、今回読み返して、そもそも心理面の目標が
達成されて初めて行動面の目標に向かえることを改めて確認しました。
子どもが社会生活をするような時期になると、「子育て=しつけ」とみなされる場合が
多くなるように感じています。
身の回りの世話が中心だった乳児・幼児期から、成長に伴い、子ども同士の集団生活を
通じて少しずつ社会のルールを学んでいくことになります。
集団生活の場では社会のルールを守らせることに重きが置かれるので、必然的に親も
行動面の目標に到達することに注力しがちです。
子育てとはできなかったことをできるようにするというような目先のことだけでなく、
一見遠回りのようでも、一般的に正しいやり方には見えなくとも、その子どもに寄り添った
方法で絶えず子どもが心理面の目標を達成できるよう援助していくことなんだと
改めて感じました。
2019年6月16日日曜日
6月度の例会報告
今日は初めて参加してくださった方3名、総勢10名の賑やかな例会でした。
初参加の方から事例を頂き、皆でロープレし代替案を考えました。
意外な代替案で、でもしっくりくる代替案になりました。
メンバーさん皆さんのご意見、ご協力の賜物です。
ありがとうございました。
参加した皆様、ご意見ご感想をお待ちしております。
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