2019年6月23日日曜日

ロールプレイの意外な解決法

アドラーの勉強会では、悩みの元となる具体的な状況、
その時のセリフなどを書き出して再現してみます。

自分がいつも子供にしている対応を、
ロールプレイによって自分が子供役を演じることで、
感じること、見えてくるものがあります。

自分では、子供の気持ちに共感して寄り添っているつもりなのに
いざ自分が体験すると、あれ?っという風になります。

これは自分一人、頭の中だけでは体験できないことです。

今回、娘さんとのやりとりで毎朝悩んでらっしゃる方の
ロールプレイをしました。

大人の〇〇してみよっか!という何気ない提案。

それがもしかしたら娘さんには恐怖に
感じているかもしれないこと。

よかれと思ってのことが逆効果になっているかもしれない。
育児の難しさをまた感じました。

お母さんも娘さんも一生懸命頑張っておられるのに、
頑張る方向が違うとお互いしんどくなります。

親子だけならなんとかなりそうですが、
そこに出てくる世間体が絡むとまたややこしくなります。

何回か代替案をロールプレイして、世間体を大事にしたら
親子間は微妙な感じになりました。

その時、大胆な案を提案してくださった方がいて、
えー!ってみんな戸惑いながらロールプレイしてみると
なんとしっくりくるではありませんか。

親子2人の世界に入ってみる。
でも周り(世間体)は意外に普通なのです。

勉強会では色んな方の意見を聞けて、ロールプレイで
試しにやってみる。

そこで新しい方法が見つかってしっくりきたとき
目の前の霧が晴れたかのような清々しい気持ちになりました。

おしるこちゃん、今回もありがとうございました!