アドラーの勉強会では、悩みの元となる具体的な状況、
その時のセリフなどを書き出して再現してみます。
自分がいつも子供にしている対応を、
ロールプレイによって自分が子供役を演じることで、
感じること、見えてくるものがあります。
自分では、子供の気持ちに共感して寄り添っているつもりなのに
いざ自分が体験すると、あれ?っという風になります。
これは自分一人、頭の中だけでは体験できないことです。
今回、娘さんとのやりとりで毎朝悩んでらっしゃる方の
ロールプレイをしました。
大人の〇〇してみよっか!という何気ない提案。
それがもしかしたら娘さんには恐怖に
感じているかもしれないこと。
よかれと思ってのことが逆効果になっているかもしれない。
育児の難しさをまた感じました。
お母さんも娘さんも一生懸命頑張っておられるのに、
頑張る方向が違うとお互いしんどくなります。
親子だけならなんとかなりそうですが、
そこに出てくる世間体が絡むとまたややこしくなります。
何回か代替案をロールプレイして、世間体を大事にしたら
親子間は微妙な感じになりました。
その時、大胆な案を提案してくださった方がいて、
えー!ってみんな戸惑いながらロールプレイしてみると
なんとしっくりくるではありませんか。
親子2人の世界に入ってみる。
でも周り(世間体)は意外に普通なのです。
勉強会では色んな方の意見を聞けて、ロールプレイで
試しにやってみる。
そこで新しい方法が見つかってしっくりきたとき
目の前の霧が晴れたかのような清々しい気持ちになりました。
おしるこちゃん、今回もありがとうございました!