2019年6月17日月曜日

何度でも子育ての目標に立ち返ろう

パセージで一番最初に確認する子育ての目標は「行動面の目標」と「心理面の目標」に
分けられています。
例会でも折に触れて目標を確認しますが、今回読み返して、そもそも心理面の目標が
達成されて初めて行動面の目標に向かえることを改めて確認しました。

子どもが社会生活をするような時期になると、「子育て=しつけ」とみなされる場合が
多くなるように感じています。
身の回りの世話が中心だった乳児・幼児期から、成長に伴い、子ども同士の集団生活を
通じて少しずつ社会のルールを学んでいくことになります。
集団生活の場では社会のルールを守らせることに重きが置かれるので、必然的に親も
行動面の目標に到達することに注力しがちです。

子育てとはできなかったことをできるようにするというような目先のことだけでなく、
一見遠回りのようでも、一般的に正しいやり方には見えなくとも、その子どもに寄り添った
方法で絶えず子どもが心理面の目標を達成できるよう援助していくことなんだと
改めて感じました。